こんにちはケイズハウスマンです！！

ケイズハウスは本日（8/15）まで夏季休業を頂いております。

明日からはりきって営業再開です！！(*’▽’)

宜しくお願いいたします(^O^)／

皆様はお盆休みをいかがお過ごしでしたでしょうか。

今日明日あたりが帰省ラッシュだそうで…

頑張ってください！！(-ω-)/

私はというと…

読書・YouTube・コンビニ・墓参り

です。（笑）

いやー、最高です。

気合いをバッチリ充填いたしましたので

うっかり1日前から出勤してしまいました。

やっぱりメール等の連絡事項が気になりますので…。

それと「製品の歩留まり記録表」をまとめないと！！

とおもいまして、本日はやって参りました。

読書してた本の中で、

この本と出会いまして。

私が読んできた中で、一番カンタンで実践的で即戦力になった本です。

「数値化なんて当たり前」と思った皆さま、

私もその口でした。(笑)

「んなもん当たりまえだろーが」と思い、

手に取り読み進めると、目からウロコ！！

ギョギョギョなわけです。

即買いしました(笑)

孫正義社長のファンだというのを差っ引いても

この本はヤバいと思います。

誰にでもわかる形で数値化することで

具体化し目標化できるからです。

要するにPDCAサイクルを高速化するためには

現状を数値化し分析する必要があるということですね。

この本で冒頭から

「考えるより先に、まず数えろ！」

という文言が多用されていました。

心にグサッと刺さりました。

私は基本的に「よく考えること」で問題を解決、

失敗をしないように対策していたからです。

このことで解決できなかった問題も多々あり

そういう時は、失敗しても動じない気構えを説くだけでした。

当社に以前勤めておられた、印刷部門のパートの方から

よくこんな相談をされました。

「何回やっても同じミスを繰り返してしまう。

どうしたら良くなるんでしょう？」

私は、抽象的な気構えの話ばかりしていました。

「なぜ失敗したか考え、再発防止策をその場で考え記す」

「不安要素を極力排除し、消去法で失敗を減らす」

「失敗してもやり直して納期までに納めればいい。製造業の基本的な価値はモノを作り納めることに収束するから」

など、どれをとっても具体性に欠く内容が多かったように思います。

こんなアドバイスで問題が解決するわけもなく、その方はひどく自身を責めておられました。

つまり、問題を誰にでもわかる形（数値化した情報）として示すことで

問題の所在を明確にできるのです。

「技術」や「感覚」といった数字に表しにくいことも

数値化することで、問題を解消できるはずです。

今回当社では5月末頃～8月頭までの一定期間に出た

不良品を案件ごとに細かく記録しました。

製造業にはよくある「歩留まり記録表」というやつです。

これで不良品の状態・原因を分析しました。

総数などの情報は伏せております。

あくまで、

「不良品の発生率を減らすこと」

を目的としてデータ化しました。

こんな感じです。

今回の検証期間で出た不良品総数は８０枚です。

そのためシルク印刷の不良品80枚に焦点を当てて分析していきます。

このような検証結果になりました。

トラブルの種類のうち、4割（2つのこと）に気を付けて改善すれば

不良品の約70％を減らせることがわかりました！！(*’▽’)

さらにこのデータからわかることは

版・スキージ・インク、それぞれの不良原因を改善できれば

不良品発生率を約90％減らすことができるということです。

でもこの結果は、言われなくても分かりそうですよね？

当たり前じゃん！って思いそうです。

でもでも！！

改善点の優先順位

までは分からなかったと思うのです。

何から直すべきなのか。

それを直してどれくらい自分が利益的なのか。

このように誰にでもわかる形で数値化することで

自分が仕事をするときに気を付ける点が明確化しますよね(^－^)

ここにモノの単価や、人件費などを重ねて分析した結果を

問題提起をすれば、これ以上ない根拠を示せるはずですね。

当然ですが、これをいきなりすべて改善して

不良品ゼロ！

にすることは不可能です。

ゼロを目指す！

という意識が必要なんです。

大変有意義なお盆の最終日になりました。

これも私の思考の過程としてブログに記録します(笑)

興味のある方はぜひ！！

↓

ではこれにて ^^) _旦~~

本日もお疲れ様でした( ｀ー´)ノ