看板の基礎作り。おいっ俺の筋肉、さぁ俺の筋肉っ!!

こんばんは。

この時期ってこんなに晴れませんでしたっけ!?

ってなるくらい悪天候が続いてますよね。

 

そして、そんな時に限って現場で穴掘り業務…

神様はいないと確信しています。

 

 

さて、本日は看板の基礎についてです。

基本という意味ではなく、

野建て看板を建てるために必要な地面のことです。

 

よく街で見かける野建て看板。

あれって、地面に植えてるんじゃなくて

地面に穴を掘ってコンクリートを流して

その上に柱をとめて固定してるんですね。

 

いくつかは植えているパターンもあるかもしれませんが、

基本的に大きいものは基礎があるはずです。

 

気になる方は、是非地面を掘って見てみてください。

地中にコンクリートが埋まってます。

ただ、業者の方にすごく怒られると思いますが…笑

 

意外とこの基礎が重要で、これによって

看板が倒れない仕組みになっています。

 

皆さんの住んでいる家にも地面には基礎がおります。

頑丈なものに固定すれば、大きな力がかかった時に

そこに力が分散するようになっているんですね。

 

家の中の小さなものでも

「なぜこれが固定できるのか」

を考えればすぐに分かりますよね。

 

力の依存先とでも言いましょうか…

 

「ドアノブ」を例にすると…

ドアノブはドアに依存していて

ドアは壁に依存していて

壁は柱に依存していて

柱は基礎に依存していて

基礎は地球に依存しています。

 

だからドアノブを引っ張っても

家が倒れたりすることはないんです。

 

専門的には構造計算というやつでしょうか。

その果てに皆さんの安心な暮らしがあるということです。

建築の専門家ではないので間違ってるかもしれませんが。笑

 

まあ、こんな理論で、看板にも基礎が必要だというわけです。

 

そして、基礎のコンクリートを流すために

地面に穴を掘る必要があるのです。

 

「そんなの重機で掘ればいいじゃん」

って思いますよね??

私も激しく同意です。

 

しかしながら、「野建て看板」の多くは、

あまり使用しない空き地に建てられる

ことが多いんですね。

 

つまり、どうやっても重機が入らないような

場所にも看板を建てるわけです。

 

こうなると自動的に手作業になります。

アウトソーシングという手もありますが

今回は大人の事情により、自社で掘っています。

 

私はまだ入って間もないので

「穴掘りくらい楽勝っしょ!」てな感じで

掘り始めたのですが・・・・

 

チョーきついですね。笑

穴掘りナメてました。

 

今掘っているのは柱が3本の野立て看板の基礎ですが

1か所が縦・横80センチで深さ1メートルの穴を掘っています。

それを3個ですね。

 

「大した事ないじゃん」って思いますよね?

私もそう思っていました。

 

土の量が半端じゃないんです。

やってみると分かりますが、

掘っても掘っても進まない感覚に陥ります。

目に見える土の量はかなり掘ってるんです。

 

たった3個の穴を掘って、だいたい

土のう袋で60袋くらいですかね。

 

一人で掘ってると自然と涙出ますね。マジで。

すごく充実した修行をさせて頂いていることにも

涙が止まらないです。(真顔)

 

ま、これがあと2つ控えてるんですが…(笑)

重機が入る場所だと祈る日々です。

 

もしあと2つも手作業で掘ったら

完全にキン肉マンになりますね。

 

「おいっ俺の筋肉っ。」みたいな感じになりますね。

 

さて、そろそろ帰ってササミでも食べよう。

そして超回復しよう。

 

では、本日もお疲れさまでした(^-^)

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